東北紀行(8月15日~19日)

山崎太朗です。
8月16日から19日にかけて、妻とふたりで岩手県、宮城県沿岸部をまわりました。

16日は復興市場の業務とはあまり関係のない、花巻市や紫波町に行ってきました。雨が降ったりやんだりの中、それぞれの役場などを巡りました。
夜は、花巻の大沢温泉自炊部という宿に泊まりました。
すばらしいコストパフォーマンス。値段抜きにしてもかなり良い宿だと思います。広い部屋、おいしい食堂、たくさんの温泉、そして湯治場の雰囲気。おすすめです。

17日、紫波に寄ってから、陸前高田へ。
竹駒地区に、震災前の高田市街に二店舗あったスーパー「マイヤ」が完成していました。プレハブとはいえ、大きな店舗です。
そしてその向かい側には、プレハブの小さなお店が並んでいて、僕たちはそのなかの一軒、「う・ふ・ふ」というカフェで昼食を食べました。内装は少し山小屋風でかわいいし、カレーがおいしかったです。

その後、小泉地区にあるスーパー「ナインマート」で翌日石巻に持っていく物資を買い込みました。ギリギリ積載できました。安達社長をはじめお店の皆さんに手伝っていただき、恐縮でした。

そのあと、知人に呼ばれて大船渡へ向かいました。
呼ばれたのは商工会議所があった場所(大船渡町)ですが、ここ数日続く雨のせいで道路がことごとく冠水しており、走り抜けるのが非常に大変でした。

ここからなぜか、国会議員の小泉龍司さんご一行に加わり、食品加工会社「阿部長」の工場を視察、そこから南三陸町志津川のホテル観洋まで移動して、いろいろ話をさせていただきました。さらに、ごちそうさまでした。
失礼したのは深夜で辺りは真っ暗。一日とおして非常に天気が悪かったです。

18日も雨。(ずっと雷雨)
午前中は一関市のほうにいて、昼は高田分団の熊谷さんと、高田でいち早く再開している食堂「仙華園」で昼食を食べました。カツ丼がおいしかったです。
その後、高田の「御菓子司 木村屋」の木村さんと会って、秋からのプロジェクトについて打合せをしました。(竹駒のローソン店内で)
夕方前から遠野市のインターネットカフェへ行って、復興市場の事務作業をこなしました。数日分の仕事が溜まっていたので、これでずいぶん気持ちが楽になりました。
宿泊は住田基地でした。シャワーを浴びることを優先したため食事を逃し、またしてもカップ麺。

19日。南下。
まず南三陸町の歌津で「うたつ薬局」高橋社長にご挨拶。急に伺って驚かせてしまいました。(朝早かったので開店していなかったら通過するつもりだった)

それから、志津川の「さかなのみうら」の三浦社長とボランティアリーダーの嶋津さんにご挨拶。

嶋津さん(上の写真左後ろ)は仙台で食品関係の会社を経営しながら、毎日志津川へやってきて(または連泊して)三浦さんの手伝いをしている方です。その本気度は計り知れません。
そして、「スワット」の佐藤社長とご挨拶と簡単な打合せをして、早々に失礼しました。

三陸道に乗って石巻へ。国道45号線が分断されているところを大きく迂回して、内陸部の中島にある丸伊農産さんで梅干し10キロを購入。
さらに南下、石巻市の(文字通り)中央、金直金物店に寄って後藤社長にご挨拶をしました。

そして、後藤さんから教えていただいた石巻の「購入店」候補、「曽波乃神屋米穀店」、

「たかはし寝具店」、

「ナリサワ」(文房具店)本社、

を急ぎ足でまわりました。

それから、ダルマ薬局中里店で買い出しをしました。
買い出し中、大きな地震がありました。店員さんから「外へ出てください」と言われて駐車場へ。「ダルマ」の大きな看板が大きく揺れる下で、妻とビクビクしました。

買い出した大量の荷物をなんとか(ギリギリ)車に積んで、津波注意報が出ているなか、出発しました。(無謀ですみません)
渡波の黄金浜会館に着くと、そこには誰もいませんでした。仕方ないので荷物と置き手紙を置いて、そこで津波注意報が解除されるのを待って、牡鹿半島へ向かいました。

牡鹿半島では、蛤浜、給分浜、大原浜の、それぞれお届け先となっているところへ物資を運び、ご挨拶をしました。
蛤浜の亀山さんは僕らが持っていた大きな冬瓜に興味津々だったので(初めて見たとのこと)差し上げました。

大原浜の石森さんはスイカに大喜びでした。持っていって良かったです。

牡鹿半島は美しいところでした。海岸線に小さな集落が点々とあり、しかしどの集落も津波にやられています。
また、市街地から遠く離れアクセスも悪いため、支援物資などは届きにくいようです。さらに支援を続けたいと思いました。

急いで渡波に戻り、再度黄金浜会館に行くと、待ち合わせていたダルマ薬局の鹿野部長には会えましたが、黄金浜会館のリーダー藤田さんは留守でした。鹿野さんとしばらく話をしてからその場を一度離れ、近くのガソリンスタンドを倉庫に使っている「チーム王冠」の伊藤さんと志村さんにご挨拶をして、三度目の正直で黄金浜会館へ行きました。
ようやく藤田さんと会えました。(そのかわり鹿野さんはいなくなっていました)
藤田さんとしばらく話をして(というより藤田さんの話を聞き)、石巻の自宅被災者のこれまでとこれからについて、いろいろ考えさせられました。
ご家族を亡くしながらも、ハイテンションで全力の支援活動を続ける藤田利彦さん。応援しないわけにはいきません。

それにしても石巻市街地はあいかわらず信号が壊れたままです(一ヶ月前と変わらず)。
昼間は交差点ごとにお巡りさんがいます。暑い中大変そうです。そして夜は非常に危険です。
どうなっているのでしょうか。

帰り際、石巻駅前で飲食店を探しましたが居酒屋チェーン店しかやっていなかったので、そのまま帰路につきました。

こうして八月の出張を終えました。

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